アウトドア・キャンプ場検索ガイドのサンスクワッド

アウトドア・キャンプ特集バックナンバーはこちら

そといく?

座間味島日記[スタッフ編]

数多くのアスリートやアーティストを輩出し、リゾート地としても人気の高い沖縄県。
石垣島や西表島などの島々の中で、今回は慶良間諸島にある座間味島へ行ってきました。
座間味島は那覇から約40Km、大小120の島々からなる座間味村の島で,那覇・泊港(とまりん)から高速船クイーン座間味に乗船し約50分で到着します。

わたしは25年くらい前、小学生の時の夏休みに体験ツアーで数日間滞在した事があって、
その時無人島へ行ったり、古座間味ビーチでバーベキューをした経験がアウトドア好きになったキッカケだと思っている。
海はどこまでも青く、澄んでいて、ちょっと覗けば大小様々な魚達が泳いでいる島。
そんな座間味島へ自分の原点回帰も含め足を運んだ。
当時はフェリーで那覇から約2時間かけて行ったのだけれど、
今は高速船で半分の時間で行けてしまうようになり、遠さはあまり感じない。
ただ、わたしは1つ失敗をおかしていた、、、
羽田からの飛行機と、宿泊先に気をとられ、船の予約をスッカリ忘れていたのだ。
それに気がついたのは座間味島へ行く前日、那覇市内のホテルでのんびり風呂につかっていた時。
夜遅くて予約センターへ電話がつながる訳もなく、気だけは焦るがどうする事もできない。
翌朝早く起き、泊港へチケットを求めタクシーに乗り込んだが結果は
「満席」
おぉ、、、大失敗、、、予定が大幅に狂ってしまった。
受付の方にどうすればいいか聞き、キャンセル待ちをすることに。
朝早く来たことが唯一の救いで、キャンセル待ち1番目。
泊港内をふらふら見て歩きながら時間をつぶし、何とか次の便に乗船することができた。
船に乗り、座席を確保してホッとしながら座間味へ出発すると、
窓から青い空と海、そして白い砂浜を抱いた島々がみえる。島
これぞ沖縄という景色。
ながめているだけで時間を忘れてしまうし、癒される。
さっきまで乗れるか乗れないかでヒヤヒヤしていた事さえふっとんで、その景色に魅了されていた。
そうこうしている内にもう座間味島。やっぱり高速船は早い!
港は以前と比べキレイに整備され、規模も大きくなり、
観光案内所にはお土産物屋さんまで併設されているし、
ザトウクジラのオブジェも湾内にある。
ちょうどその日は港でお祭りが開催される日だったようで、
ディズニーのアニメ映画、リロ&スティチの曲に合わせて
子供達がフラダンスの練習をしていた。
フラを踊っている子供達はみんな愛らしく、それを見ていると「あぁ、島にきたんだ」とワクワクしてきた。くじら
島に着き安心したのか急にお腹がすいてきた私はパンフレットに載っていた
うみぶ丼


港のすぐ前にある座間味食堂で「うみぶ丼」を注文。
これでもかというくらいに海ぶどうが乗った丼に舌鼓をうった。
おいしい料理でお腹もみたされ、さっそく島を散策することに。
確か港からまっすぐ抜ける道の先に小学校があって、
滞在した夏休み中は毎朝そこでラジオ体操をした記憶がある。
辺りを見渡しながら興奮気味に小学校へ向かった。
記憶の中では当時、その通りには民宿がいっぱいあったはず。
でも今は民宿というよりペンションで、ダイビングショップを併設したところが多くなっていた。
それもそのはず、ダイビングが盛んで、オブジェにもあった通りホエールウォッチングもできるらしい。
学校昔との違いを感じつつ小学校に到着。
グラウンドはきれいに芝が生えそろい、トラックも整備されているが、間違いない。
自分の母校を見ても感じる事のない郷愁に似た感情がこみ上げてくる。
緑色の芝と校舎に青い空のコントラストが美しい。学校
どのくらい眺めていただろうか、後ろ髪引かれながら今度は記憶を辿り自分がお世話になった民宿を探し始めたが、あの時とは視点の高さが違うのか、記憶があいまいなのか、イメージと近いものはあるが、こちらは確信が持てなかった。
近所の商店の方に話を聞いてみると以前はこの辺りに民宿はたくさんあったらしい。
そこはもうなくなってしまったのか、
さすがに名前も分からないので見つける事が出来なかった。

今回お世話になるのは「ケラマビーチホテル」。
このホテルもダイビングを楽しむ方達が多く宿泊しており、
体験ツアーも行っていて、初心者もダイビングが可能だ。
ホテルは阿護の浦という海に面していて、部屋からは真っ青な海が臨める。
ホテルに着いたのは夕方で、一休みしてから散歩をしに阿護の浦の浜へ。
オリオンビールを片手に浜を歩き、少し行ったところで腰を下ろすと頭上には満天の星。
辺りに街灯がなく暗いお陰で本当に星がきれいにみえる。
こういうところに来ると、街灯がない事に感謝する。
しばらくボーっと星を眺めていると、近くで何かがカサカサいっている。ヤドカリ1
ヤドカリだ。
懐中電灯をつけるとあちらこちらに無数のヤドカリ。
子供に戻ったようにヤドカリを見つけては写真を撮り、お陰でかなりの枚数になってしまった。

一夜明けて、本当は近くの無人島に行くつもりでいたわたし。
今回かなり時間の少ない強行日程で行った上に自分のミスも重なって、無人島に行っては帰りの便に間に合わなくなりそうだったので泣く泣く断念。
(みなさんが行かれる時は余裕をもったスケジュールを組んで是非とも無人島に行って頂きたい。
もちろん無人島渡しの船があるし、村役場に申請書を提出すればキャンプも可能。ただし、このキレイな自然をいつまでも守る為の決められたルールは必ず守りましょう。)
なので古座間味ビーチでスノーケリングを楽しむ事にした。
スノーケリングに必要な道具はホテルでも、ビーチのショップでもレンタル可能。
このビーチは突然深くなるので、泳力に自信のない方はもちろん、ある方も
ライフジャケットを着用しましょう。
マスクにフィン、ライフジャケットを着用して海に入ればそこはもうサンゴとお魚の世界。
青・黄色・七色(?)の多くの魚達が出迎えてくれ、そこはまさに竜宮城。
海
ビーチから数メートルのところでこれだから、ダイビング好きの人たちが集まるのもうなずける。
今回わたしに与えられた?残された?時間、約2時間。
短い、、、あっという間に過ぎてしまった。
逆に時間を忘れて入り続けていたおかげで、海からあがったら物凄く疲れていた。
ここに至ってこのタイトなスケジュールで来た事に大きく後悔し始める。
せめてあと1日時間があれば、、、
いや、できればあと2日、なんとかならないかなぁと無駄な抵抗をしてみるがやはりムリ。
ホテルに戻りシャワーを浴びて着替えを済ませ、お世話になったホテルから港へ出発。
もう座間味島から離れなければならない。とげとげの木
本当に天気にも恵まれ、懐かしく、自然豊かなこの島。
今度は無人島にも行きたいしキャンプもダイビングもしたい。
島の人はみなやさしく、気さくでイヤな思い1つしなかった。
なかなかまとまった休みを取る事は難しいけれど、必ずまた来たいと思える座間味島。
みなさんの今度の旅行の候補に是非加えて頂きたいと思う。
必ずいい思い出が作れる事でしょう。
そしてわたしはまた絶対にこの島に「帰り」ます!



画像・取材協力:座間味村